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一般的な葬儀の流れ【4】告別式

葬儀の開式前の確認事項、席順と焼香

一般的な葬儀の流れ【4】告別式
告別式の席順は、お通夜があった場合、前日の通夜と同様に着席します。祭壇に向かって右側が遺族親族席、左側が一般会葬者となります。また、祭壇に近いほど故人に近しい人間が座ります。なので、右側の最前席は喪主が座ります。
座る順番は、焼香の順番にも深く関わってきます。焼香は、喪主から始まります。なので、一番祭壇に近いところに座ります。焼香は、右側つまり親族が最優先です。もしも、一般会葬者として来ていて時間がない場合は、その旨を葬家の人に伝えて席順を配慮してもらいます。
遺族において開式前に確認する事は、故人の傍においてあげたい柩に入れるもの、当日の流れ、火葬場へ行く人数、精進落としの必要な数です。業者に頼む場合は、最終的な情報を知らせておきます。
葬儀は近年では、葬儀会社に頼む事が多く、打ち合わせの段階で霊柩車やマイクロバス、精進落としを注文します。打ち合わせの段階で決まっていた事に変更があれば早めに連絡します。個人でバスや食事の準備をする場合は、漏れのないように気を付けましょう。

告別式のマナー、一般会葬者の場合

一般の会葬者で告別式に参加する際、前日の通夜に出席していたら、香典は必要ありません。受付はその時によって必要な場合もあります。告別式での注意点は、焼香の後退出しない事です。通夜の時は、お焼香後は食事の場所へ通される事があります。しかし、告別式の場合、初七日の法要と最後のお別れがあります。特別な事情がない限り、席でお経を聞きます。お焼香は親族優先です。係員の案内に従ってください。
最後のお別れの時、一般の方が特に注意すべきなのは、前に出すぎない事です。お別れをする時は遺族優先です。どうしても顔をじっくり見たい、声をかけたい場合は、開式前にします。開式前に時間が取れない時は、一般の会葬者のお別れの時に故人に対して声をかけます。一般の方はお別れ後は、最後のお見送りのために移動します。荷物の忘れ物が無いように気をつけましょう。
告別式後の出棺の時、霊柩車が見える位置でお見送りをします。中にいると、火葬場に出発する姿が見えません。また、火葬場に行けないからこそ、お見送りをしっかりしてあげることが故人と遺族への思いやりに繋がります。

精進落としの大切なルール

精進落としは、喪主から会葬者や親戚たちへのお礼の席です。よって、葬儀の時の席順とは大きく変わります。上座には、客人に座っていただき、故人に近い人ほど下座、つまり喪主は下座に着席します。もしも、司式者が同席する場合、上座に司式者、喪主は正面、もしくは隣に座ります。近年では、宗教的な意味合いが薄れ、席順を気にしない事も出てきています。それは、親戚のみでの小さな葬儀の時で司式者も食事に参加しない時に、堅苦しくなく身内で食事を楽しみ故人を偲ぶ時に、自由に座ることもあります。
精進落としの食事は、通夜ぶるまいとは変わり、オードブル形式ではなく、お弁当のような形式をとります。それは、通夜の時は誰がいつ帰るか分からず何人来るかも不明瞭なためオードブルです。しかし、精進落としは、荼毘(故人を火葬する事)している時に行ったり、火葬場から別の場所で行う事があり、火葬場に行く人が食事をとる事が多いため、人数が分かっています。そのため、形式が異なるのです。
司式者が食事に参加しない場合、通夜時同様、食事代をお布施お車代と一緒に渡します。

忘れてはいけない火葬許可証

葬儀社で葬儀を行う場合は心配はありませんが、自分で計画する時には、細かい注意があります。
火葬場の手配と火葬許可証です。故人を移動する際、必ず故人と許可証はセットであると考えてください。亡くなったら死亡診断書が必要で、それを役所に提出してはじめて火葬許可証に変わります。診断書にミスがあるともう一度病院等で発行しなければならないので注意します。火葬許可証は、火葬場で火葬の前に必ず職員に渡します。これが無ければ火葬は出来ません。葬儀社行う場合は、あらかじめ火葬場に持っていってくれます。もしも霊柩車ではなく自分の車で運びたいとなったら話は別です。きちんと火葬許可証を持っていてください。許可証が無い場合、法的に問題となってしまう恐れがあります。
火葬許可証は火葬場で埋葬許可証に変わります。埋葬許可証は遺骨とセットです。許可証の取り扱いには十分注意してください。

一般的な葬儀の流れ【1】危篤から安置まで
一般的な葬儀の流れ【2】納棺まで
一般的な葬儀の流れ【3】通夜
一般的な葬儀の流れ【4】告別式
一般的な葬儀の流れ【5】火葬・精進落とし

金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー
金澤 和央(かなざわ かずお)
早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。
http://www.hibiya.co.jp/professionals/pro11/
http://www.hibiya-lsp.com/feature/casestudy/case02/
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