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課題も多い!?高齢者の賃貸住宅事情

高齢者は賃貸契約が難しい!?

課題も多い!?高齢者の賃貸住宅事情
一般的に、高齢者は若者よりも賃貸契約を結ぶのが難しいとされています。その理由として、まず第一に考えられるのは「寿命」です。公益財団法人・生命保険文化センターの調査によると、2014年における日本人の平均寿命は男性が80.50歳、女性は86.63歳です。賃貸住宅を所有している大家さんから見れば、賃貸住宅内での生活中に死亡されると、物件そのものが「心理的瑕疵物件」と見なされることをおそれます。
平易な言葉で説明すると、部屋で亡くなった方の後には住みたくないと思っている方がいるため、自然と物件の人気は下がります。このため、大家さんにとっては、高齢者に部屋を貸すというのは、若い人が借りるよりもリスクを背負うことになるということです。
また、年収的な問題もあるでしょう。基本的に前期高齢者となる65歳から年金が支給されますが、住んでいる物件の環境によっては、年金生活の中で家賃を払い続けることが難しい方もいるかもしれません。大家さんの中には、そのような収入面からも高齢者の契約に対して懐疑的になる人もいるのでしょう。

増えている高齢者用賃貸物件。そのメリットは?

大手不動産チェーン店のホームページや賃貸情報のポータルサイトを見ると、特集の中に「高齢者用賃貸物件」に関するコーナーが設けられているのをよく見かけます。中でも注目したいのは「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」と呼ばれる物件で、高齢者が契約しやすく、かつ施設内のバリアフリー化などの配慮が行き届いているのが特徴です。
入居には、60歳以上の単身、または夫婦・親族であることや、施設のある都道府県に住んでいる、または働いていることが基本条件とされています。これに、通常の家賃に加えて敷金などが必要なケースが多いですが、収入が一定基準以下の場合は国や地方自治体から家賃補助を受けることができます。
サ高住は高齢者の生活に合わせた居住スペースが用意されているだけでなく、食事や定期的な見守り、通報といったサービスを提供してくれる施設もあるため、万が一の事態があった際の備えもしっかりしている点が優れています。

URや公住宅でも高齢者向け物件が増加

近年では、UR都市開発機構の物件でも、サ高住が数多く存在します。公団住宅を管理するURは住人の数も多いため、段差を取り払ったり広いエレベーターを設置したりとバリアフリー化もきちんと対応している施設が多いです。
URでは、生活援助員が定期的に家事支援や生活相談に乗ってくれる「シルバー住宅」や高品質の住環境が売りのシニア賃貸住宅、障害の程度によっては浴室の段差や設備、通報ボタンが設置された「特別設備改善住宅」など、さまざまなサ高住が用意されています。関心のある方は、物件の空き状況もホームページを見れば確認しやすいので、探すには大変便利でしょう。
サ高住へ入居するには、各施設に申し込みます。申し込み書に加えて本人確認や収入・資産に関する書類、さらには入居者の健康状態をはじめとした懸案が無いかを総合的に審査されます。なお、入居の際には一般的に連帯保証人や身元引受人が必要となるでしょう。

サービス付き高齢者住宅にはデメリットは?

サ高住に住めるようになると、住環境や一定以下の所得の方向けに家賃を補助する制度があるなどメリットがたくさんあります。ただし、実際に入居できるまでのハードルは決して低くはありません。
まず、地域差もありますが申し込みの倍率が高く、先着順や抽選となる可能性があるため、こまめに募集状況をチェックする必要があります。普及してきたとはいえ、サ高住はまだまだ数自体が少なく、民間事業者が設置している施設を探すのは大変かもしれません。
また、入居に向けての審査項目が多いのもデメリットの一つと言えます。先述した通り、連帯保証人や身元引受人が求められる場合が多く、高齢者の中には探すのが難しい方もいるでしょう。将来の介護の重篤化も想定した上で、できれば入居前に室内を見学するなどして、健康状態を踏まえて長く住めそうかどうかを検討してみるのが良いでしょう。
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