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納骨堂とは?どんな種類があるの?

投稿日 2016.07.08

新しいお墓「納骨堂」とは?

納骨堂とは?どんな種類があるの? class=
都会に住んでいる方も地方に住んでいる方も、お墓はどのようにしていますか?先祖代々のお墓がある方は良いですが、そうでない方は「お墓はどうしよう・・・」と悩むことがあります。また、お墓を持っているがゆえに後継者がいないと困るという問題もあるでしょう。
そのような方にお勧めしたいのが、納骨堂という新しい形態のお墓です。納骨堂は、近年注目されてきている形態のお墓で、一般的に言われているお墓と違い、屋内に遺骨を収蔵できる施設です。フランスやドイツ、香港やオーストラリアなどの外国でも形態は異なりますが、納骨堂を目にすることはできます。
また納骨堂は都会に多く見ることができます。なぜなら少ない土地で多くの遺骨を収容できるため、人口密度が高い都会に合った墓地の形態と言うことができるからです。都内にも多く、仕事帰りに手軽にお墓参りできることも特徴です。
現在、注目を集めている納骨堂についてその理由とメリット、デメリットをお話しします。

今、納骨堂が求められている理由

近年納骨堂が求められるようになった理由は、ライフスタイルの変化や現代のお墓事情が挙げられます。
近年のライフスタイルの変化によって、日本は少子化が進んでいます。特に地方では少子化に伴いお墓の後継者が少なくなってきています。そうした後継者がいないお墓は、「無縁墓」となり、荒れ果てていってしまいます。最終的には無縁墓は自治体の許可を得てから撤去され、遺骨はすべて合祀されます。
また、都会では逆に墓地が不足している問題があります。日本の社会は少子化と同時に高齢化していますので、死亡者数が増えてきています。人口が集中する都会では、土地が空くのを待つ必要があるほど墓地が不足しているのです。
納骨堂は墓石が不要で、ひとつの納骨堂に多くの遺骨を収蔵できるので、個人のお墓によるスペースの問題は発生しません。墓の維持・管理も納骨堂を運営している寺院が行うので、後継者の問題も解決できます。

納骨堂のメリット

具体的に、納骨堂のメリットはどんなものが挙げられるのでしょうか。まず第一に、費用の安さがあります。費用の安さとしては、墓石を購入する必要や墓地の永代使用権を購入する必要がないことがあります。お墓は平均として150万円前後かかり、永代使用権は100万円以上することが多いです。また、年間管理費や檀家になった場合のお布施など、出費が定期的に発生するようになります。一方、納骨堂では必要な費用は永代供養料と年間の管理費などで、その他寄付金などは発生しません。
次に、お墓の後継者の問題が解消されることが挙げられます。納骨堂の運営をしている寺院が清掃や管理などを行ってくれるので、お墓の後継者がいない場合でも安心することができます。
このように、納骨堂のメリットは主に費用の安さと管理を寺院に任せられることです。お墓の主要な問題はこの2点の場合が多いので、納骨堂はこの問題で困っている人にうってつけということができます。

納骨堂のデメリット

逆にデメリットについてもお話しします。納骨堂のデメリットとしては、主に契約期間が決まっていること、災害で遺骨が紛失する恐れがあることです。
納骨堂は安置期間が決まっており、短いところで3年、長いところで50年遺骨を安置してくれます。安置期間が過ぎると、遺骨を骨壺から出し他の遺骨と1か所にまとめて合祀されます。合祀では血縁関係に関係なく、複数の遺骨が混ざり合うので一度合祀すると特定の遺骨だけを取り出すといったことはできなくなります。
災害で遺骨が紛失するといったことは、災害の多い日本ですからどこにお墓があってもその恐れはあります。しかし、納骨堂では一か所に多数の遺骨がまとめられているので、どうしても災害に弱い側面があります。基本的に納骨堂は耐震設計がされている施設ですが、万一を考えて災害時の保証を契約前に確認することが必要です。
納骨堂にはメリットとデメリットがあります。両者をよく考慮したうえでご家族と話し合い、自分たちのライフスタイルにあったお墓の形態を選びましょう。
金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

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