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知っておきたい!樹木葬のメリット・デメリット

投稿日 2016.11.21

樹木葬とは

知っておきたい!樹木葬のメリット・デメリット class=
樹木葬とは、いわゆるお墓の目印として昔から使われている墓石を建てずに、指定の埋葬場所へ樹木や花を目印として埋葬する方法です。
自然に還るエコロジーな埋葬であるとして近年注目度も高くなり、希望する人も増えています。

一般的に100万円単位で費用が必要な墓石を使う埋葬と比較すると費用を格段に抑えられますし、墓地の継承や管理と言った問題も回避できるのが大きなメリットです。

また、樹木葬は宗派宗旨を問わないので無宗教の人でも選択できます。
未婚であったり、子供がいても地元を離れて就職していれば、たとえ親世代がお墓を購入していても受け継ぐ人はいないため、継承者がいなくとも建てられるお墓の方法のひとつとして考えられています。
親が、お墓を維持する子供の負担を考えてのケースもあります。
血縁関係ではない友達同士、同性同士を同じ場所に一緒に埋葬できる霊園も増えており、時代のニーズにマッチしています。

樹木葬の埋葬方法について

自然に還るからとどこにでも埋葬していいものではなく、法的に許可をされた場所になるため、埋葬場所は霊園等に管理された敷地で行われます。
埋葬許可証も必要です。

樹木葬の方法のひとつは、広い里山で樹木を植える方法です。
多くは、ひとりに対して1本、遺骨の埋葬ごとに新しく苗木を植えていきます。
里山の自然維持にも繋がる反面、自然に溶け込みすぎてお墓参りがしづらい点があります。
また、遺骨を粉末状にして散骨した場合だと、埋葬したら後々遺骨を取り出すことは不可能です。

もうひとつは公園型と言われるもので、霊園の区画ごとにシンボルツリーが植えられており、その区画に複数の人を埋葬します。
遺骨が混ざることになるため、こちらの方法でも埋葬後は遺骨の取り戻しはできないです。
公園型の樹木葬の方が多数派で、故人名を無記名なものと、故人の記名プレートを設置するものとがあります。

個人だけでなく、ペットも入れたり、夫婦や家族単位で埋葬できるなど、柔軟に対応できるのも樹木葬のメリットです。

樹木葬に使われる木

里山型でも公園型でも樹木葬のシンボルツリーで人気があるのは、桜の木です。

桜の木は古来から日本人に愛され、誰もが名前のわかる稀有な樹木です。
桜の木をシンボルツリーにした樹木葬のことを『桜葬』と呼びます。
木の寿命が長いこともシンボルツリーに向いています。
霊園では桜の咲く時期に合わせて、合同供養を行っているところもあります。

その他にシンボルツリーで人気があるのは、ハナミズキやサルスベリなどがあります。
一般的に樹木があまり高くならず、花を咲かせるものが好まれます。
広葉樹のモミジやポプラも人気です。
冬になって葉が落ちて寂しい感じにならないよう、四季をとおして緑葉を保つ、クスノキなどの常緑樹をシンボルツリーに選ぶ場合もあります。

ガーデニングタイプの樹木葬だと、樹木を植えるスペースは確保できないため、樹木葬と区分されていますが埋葬するときは樹木を植樹しないで草花が植えられます。

樹木葬のメリット・デメリット

他の人に負担をかけず、お墓にかかる費用を軽減でき、その分を仏壇や自分の終活に使うこともできるのが樹木葬のメリットです。

樹木葬をお願いする場合は、管理会社が明確でお墓の管理もしっかりした運営会社を選ぶことが大事です。

管理維持費を負担しているのに、シンボルツリーのまわりは枯れ葉だらけなんてことがないよう、管理事務所が設置されてある場所を選びます。
ホームページやパンフレットは必ず管理者が記載してあります。

最も大切なことは、樹木葬のことを事前に親族等に理解しておいてもらうことです。
樹木葬のことを知らない人も高齢者を中心にまだ多くいます。
親族トラブルになる場合も十分想定できるのです。
自然に還る埋葬方法であること、費用が抑えられることなど、樹木葬のことを知ってもらい、故人の遺志と親族の気持ちとが沿うのであればメリットの多い埋葬方法です。

金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

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