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使わないともったいない!「エンディングノート」活用法

投稿日 2016.01.21

終活ツールの一つ

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死というものは昔は考えることも縁起が悪いと忌避されていたものですが、最近は高齢化が進んできて、ある程度の年齢になれば隣りあわせといったこともあり、自然と考えてしまう機会が多くなっています。また家族がいれば自分の死後のことを任せることができますが、一人暮らしも増えていて、その場合はなるべく迷惑をかけたくないと思うことが多いのです。

それゆえ高齢者、むしろ最近は壮年を過ぎたあたりから自らの死について考え準備する「終活」が話題になってきて、死に対して後悔しないように準備をすることが推奨されています。

中でもエンディングノートが一部で人気となっていますが、認知度が広がってきたとはいえ、まだまだ知らない人も多くいます。終活の中で役立つアイテムのひとつなので、うまく活用するのが良く、自ら必要なことを書き記していくことによって、今の生活がさらに大切に感じられるようになります。

利用率はどのくらいなのか

エンディングノートとは人生の最期を迎えるにあたって、自分自身の希望や願いを書き記したもので、家族に対して確実に伝えることができるというメリットがあります。遺言状ほど堅苦しくなく、だからといって常に亡くなるときに遺言を残せるかといえば絶対とは言えませんので、もしもの時に備えて書いておくと後悔せずに済むでしょう。

また葬儀について、遺産の配分など、気になっていることを書き記しておくことによって、死後に意思が尊重されます。他にも通帳の場所や暗証番号、土地や家屋の権利書、保険などについて記しておくと家族が楽になるでしょう。

ただ便利なエンディングノートですが、利用率は60歳以上の男女にアンケートをとったところ49%となっていて、まだまだ知名度が低いのか、手が出しにくいのか、微妙な数値になっています。※ライフメディア リサーチバンク調べ
また、経済産業省が2012年にまとめた「『ライフエンディング・ステージ』の創出に向けた研究会報告書」では、エンディングノートの記入率は70歳以上でも5.0%でした。

国も関心を持っています

東日本大震災をきっかけにして、自分の死について考える人が増えてきて、終活という言葉が生まれて、エンディングノートの需要が高まってきています。もしもは誰にでも起こること、それゆえ高齢者だけではなく壮年の人も考える機会が多くなってきて、それに関連したサービスも増えてきています。

その中で比較的気楽に行なえるのがエンディングノートであって、実は国も注目していて経済産業省は「ライフエンディング・ステージ」という言葉と概要を作り出し、人生の終末や死別後に備えて準備をすること、生活の再構築の時間を生前に考えるように推奨しています。

その中で重要視しているのがエンディングノートであり、自分の意志を家族に残せるというのは本人にとっても幸せなことですが、遺されてしまった家族にとっても精神的に力強いものとなるのです。
それゆえ推奨されていて、もっとも簡単にできることでありながら効果が高いものと評価されています。

無料で用意することもできます

エンディングノートというのは「終活サービス」関連企業が無料で各社のエンディングノートを無料提供している場合も多くあります。また、必要な内容さえ書ければ基本的にはどんなものでも使えます。自宅で余っている大学ノート、もしくはウェブサイトからダウンロードするというのも可能性です。

大切なのは自分にとって使いやすいものであるかということで、高級品を買って文字を書くのに躊躇してしまっては本末転倒になるでしょう。それゆえ書きやすいものがよく、無料の方が都合の良い場合があり、気軽に使えて普段から使い慣れているものに必要な項目を書くのもおすすめです。

一般的にエンディングノートというと大層なものに感じてしまい戸惑ってしまう場合がありますが、日記と同じようなものと考えて書くのが良く、大切なのは死後に自分の気持ちを伝えることにあります。もしもの時を想定するだけではなく、日常のちょっとした気持ちも記しておくと、遺された家族の力になってくれるでしょう。

金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

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