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小さな葬儀「一日葬」のメリットとデメリット

投稿日 2015.12.19

ワンデーセレモニーって何?

小さな葬儀「一日葬」のメリットとデメリット class=
ワンデーセレモニーとは一日葬とも呼ばれており、本来なら通夜と葬儀(告別式)の2日間に渡って執り行う所を1日目の通夜を省略し、葬儀のみを行う方式です。
都市部などで拡がりを見せているセレモニー方式ですがメリット・デメリットが存在しますので、何を行い、何を省略しているのか・費用がどの程度になるのか考慮して選択します。
一日葬とは本来なら2日目に行っていた葬儀と火葬だけを執り行うので、遺族が高齢者ばかりになり体力的に2日間は難しい時や費用を最小限に抑えたい場合に利用されます。最小限に抑える方法に火葬式(直葬)もありますが、遺族の気持ちが満足出来ないとして心残りを少しでも残さない為にも一日葬を選択する方も大勢います。一日葬であっても葬儀社のサポートが必要になりますので葬儀社選びの大切なポイントとなります。人数等に制約はありませんが、主に少人数で、こじんまり家族のみで葬儀をしたいという希望がある方に選ばれる傾向があります。

一日葬のメリットとは?

一日葬のメリットとして通夜がないので弔問客を迎える儀式を1日で終わらせる事が出来ます。喪主や遺族が高齢や病気などで体力的・時間的に無理な場合等に利用されるケースが多く、通夜に出席する為に遠方から来る弔問客もどこかに宿泊しないといけない・交通費が嵩むと言った経済的な負担を軽減出来ます。
告別式と火葬だけなので2日分の返礼品を準備しなくて済みますし、通夜振る舞いなど弔問客の飲食のおもてなしが不要になります。
費用を抑えるメリットもありますが、それ以上に費用を抑えようと火葬だけの直葬を選択するよりも周囲の理解を得やすいのがポイントです。直葬では「簡単にし過ぎ」など親族等から批判の対象になりやすいですが、葬式を行う事で遺族側と親族側両方の気持ちに区切りを付ける事が出来ます。スケジュールが簡素化されるので其々の仕事への支障も最小限に抑える事が出来る利点があります。

一日葬のデメリットも考慮する

意外と見落としがちなデメリットでは費用が思った以上に割安にならない点で、返礼品1日分や通夜振る舞いが無くなるだけで祭壇に掛かる費用や式場代は2日分掛かる場合が殆どです。又葬儀の代金の大半は僧侶などへのお布施になりますので、安くなったと感じられないかもしれません。
中には通夜と葬式で割安のセット料金になっているので、葬式だけ執り行う方式だけにしても割安にならない点が挙げられます。特に全国展開しているような葬儀社などではセット料金の場合が多いので確認しておきます。
通夜をしない一日葬では弔問客もスケジュール的に厳しくなり出席出来ない方が出てきます。その為に葬儀の後に弔問する客への対応に追われる可能性も否めませんので注意します。
儀礼に厳しい親族等が要れば通夜を無くした事を問題視するケースも少なくありませんので、謂れのない批判を受ける前にキチンと説明責任を果たして周囲の理解を得る必要があります。

一日葬の手順と流れについて

一日葬の手順として逝去されてから24時間以内は日本の法律で火葬出来ないので、安置する場所(自宅やセレモニー会場)まで搬送されます。病院では逝去した翌日までは預かってもらえない場合が多いので葬儀を依頼する葬儀社に確認をしておきます。
打ち合わせで菩提寺があれば住職など宗教家に相談して日取りなどを決定します。お寺の考えによって、通夜・告別式2日間は必要とされることもあるのでキチンと確認しておきます。基本的に身近な親族だけに連絡しますが、友人知人・仕事関係者など参列を希望される可能性がある方にも連絡を忘れずに行います。一番多いトラブルに亡くなった旨を知らせてもらえなかった事が挙げられますので、周囲の理解を得る為にも連絡・報告は重要になります。
納棺後に葬儀場や斎場に搬送したら、葬式(告別式)・火葬になります。会食(お斎)は一般的な葬儀と同じ流れとなります。
※参考サイト: 一日葬の具体的プラン
金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

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