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遺影写真の必要性を知っておきましょう

死ぬことは恐ろしいことですが、いずれは必ずやってくるもので、それゆえ可能なら死に備えておくのがよく、周囲に対して配慮ともなります。特に高齢者の場合は年齢によっては死と隣り合わせと考えても良く、いずれやってくるその時に備えておきましょう。
では何をすればいいのか、最近ブームとなっているエンディングノートに必要なことを書き記しておくことも重要になってきますが、それ以上に「遺影写真」を用意しておくことが大切になります。
自分の最期を飾る大切な写真になっているので、なるべく綺麗にとって有終の美とするのがいいでしょう。縁起でもないと思われるかもしれませんが、いつかは明日かもしれないので、準備ができるうちに用意しておけば後悔しないで済むはずです。
生前に気持ちよく行うために
最近は死について考えることが多くなっていて、エンディングノートをはじめとして、自分の死後のことを考えて準備をしておくことが必要とされてきています。そのための企業サービスもあるので利用するのがいいでしょう。
遺影写真だけではなく遺言書の作成も行ってくれますので、死後の憂いがなくなり、余計な後悔や未練を残すことなくあの世に旅立っていけるようになるはずです。できることは生きているうちにやっておくこと、死がいつやってくるか分からないからこそ、元気に動けるうちに準備することが求められるのです。
遺影撮影会を利用してみよう
遺影撮影会とは聞きなれない言葉に思えますが、そのまま遺影を撮影する会であり、家族がそろって写真館で行ったり、場合によっては自宅でカメラを使って撮ることもあるのです。推奨するのは写真館で、プロのヘアメークアーティストによって綺麗に整えてもらえるので、素敵な写真となります。
遺影写真は葬儀の時に使われるだけではなく、家族の思い出として自宅で飾ることもあり、可能なら自分で納得した一枚が望ましいですよね。そのためにはプロの力を借りるのが良く、さらに皆が集まることによってイベントになって盛り上がりますので、こういったものも思い出のひとつになってくれるのです。
会社によって費用が違う
そんな時にどういったポイントをチェックすればいいのかというと、サービス内容は当然のことですが、費用に関しても気を付けることが大切になってくるのです。死の準備をしておくことは大切なことですが、葬儀など他にも金銭はかかってくるので見極めることが重要になります。
葬儀の時にもっとも目を引くことになる遺影写真、そして家族にとっては形見となるべき大切なもの、それゆえ遺影に関してはある程度の費用をかけるのがいいでしょう。
誰にでもいずれは訪れる死、その時を満足して迎えるために生前から準備できるものはしておくのがよく、終活は大切なものとなっています。

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー
金澤 和央 (カナザワ カズオ)
早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。
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