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知っておきたい!お通夜のマナー

投稿日 2016.02.20

そもそもお通夜とは?

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お通夜とは、親族や故人と生前に親しかった人達が葬儀の前の夜に集まって、故人との別れを惜しむ儀式の事を言います。これは夜の間、死者に邪霊が入り込まないようにするための儀式でもあるといわれています。

しかしお通夜に対するこれらの意味合いは変わってきて、近年では告別式に出席出来ない人のために行われる場としての意味合いが強くなり、一般の弔問客を迎え約1時間程で終わる半通夜をされる所が多くなってきています。

半通夜では通常30分から40分読経が行われ、それが終わり僧侶が退室された後、喪主が挨拶をするといった順序になります。場合によっては、読経が終わった後、法話や説教がある事もあります。

なお、故人が亡くなった夜に家族だけで故人と共に過ごす時間のことを仮通夜と言います。この仮通夜の意味をあまり理解していない人が多く、仮通夜を行っていないと思っている人が多いようです。しかし遺体を自宅に運んだ場合は、一晩故人と共に過ごしている事となりますので、仮通夜をおこなっていることとなります。

通夜に行く前にチェック

通夜は突然の訃報であるため、身だしなみや持ち物の準備をする時間は十分にはありません。そのため通夜に行く前には、しっかりと身だしなみや持ち物のチェックをしておく事が必要です。

まず通夜に参列する際の服装は、男性の場合ブラックスーツに白のシャツに黒無地のネクタイが基本のスタイルになります。女性は和装にする場合には黒無地の羽二重もしくは縮緬で、洋装にする場合には黒のフォーマルスーツかワンピースの長袖が基本のスタイルになります。アクセサリーは、結婚指輪やパールの一連以外の物はマナーに反することとなりますので注意が必要です。そして化粧は、出来るだけナチュラルメイクになるように心掛けましょう。香りのきつい香水や派手なネイルは、場違いとなりますので控えなければいけません。

通夜に持って行くのが必要となる物は、香典と数珠です。香典には、新札でないお札を使用し、袱紗に包んで持って行くようにしましょう。

お通夜の流れ

通夜ではまず受付を済ますこととなりますが、自分の番が回ってきたらお悔やみの言葉を述べて、受付の方の前で袱紗を開くようにして香典袋を取り出しましょう。そして、記帳をしてから前の人に続いて席につくようにします。

通夜僧侶の読経で始まり、ご焼香を順番にしていく事になります。前の人がご焼香を行ったら、出来るだけ間隔を開けないようにして、速やかに済ませるようにしましょう。その後は拝礼をして、係りの指示に従って動くようにします。

これらの通夜が終わった後には、通夜振る舞いと呼ばれ、故人と親しかった人達が故人を偲んで軽い食事をするようになっています。この通夜振る舞いには故人への供養の意味もあるため、誘われた場合には快く受けて共に故人を偲ぶようにしましょう。しかし長居する事はNGとなりますので、注意が必要です。退席する際には、遺族に励ましの言葉をかけて、最後に故人の霊前に拝礼をして焼香してから帰るようにしましょう。

告別式への参列は?

告別式はもともと、故人への別れを告げる儀式とされ、故人の死を悼む人であれば誰でも参列出来るようになっているのです。通夜や告別式の本来の意味では、故人と深くかかわりを持っていた人はお通夜に参列して、それ以外の人は告別式に参列するというものでした。

しかし近年では、通夜と告別式の意味が変わってきているため、都合に合わせて参列出来る方を選ぶといった方法になってきているのです。

実際には、通夜のみに参列するといった人が多い傾向にあります。本来の意味から考えると、お通夜には故人と親しい関係にあった人しか参列できなかったのに、それ以外の人も参列するようになってきているのが現状と言えます。

通夜と告別式の意味合いはこのように曖昧になってしまいがちなので、参列する際には故人の意思を尊重する事が必要になってくるのではないかと思われます。

金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

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