ARTICLE記事

ARTICLE

遺された愛車はどうする?「自動車」の相続手続きや注意点

投稿日 2016.03.03

車の相続に必要な手続きは?

遺された愛車はどうする?「自動車」の相続手続きや注意点 class=
亡くなった人が所持していた車を新しく別の人が所持する際には名義変更の手続きが必要になります。

亡くなった人の所有していた車の名義変更は新しい相続人の住所地が管轄する陸運局でおこないます。
必要な書類は
・被相続人の死亡が分かる戸籍または相続人全員分が載っている戸籍
・遺産分割協議書の原本とコピー(遺産を相続される人が複数の場合、誰が相続するのかを書面にしてまとめ、全員分の印鑑を押したもの)
・相続する人の印鑑証明書 ・車庫証明(相続人と所有者の住んでいる場所が異なる場合に必要です)
・車検証原本 ・OCR申請書(こちらについては陸運局で販売されているので購入しましょう)

また名義変更後新しい名義人の地域と別の地域のナンバープレートがついている時は変更しなくてはならないため、その時はナンバープレートが必要になります。

以上が名義変更において必要な書類になります。

名義変更以外の方法と手続き

名義変更以外の方法としては、買い取りをしてもらったり、買い取りが不可だった場合には廃車の手続きをとることになります。
廃車の際に気をつけたいのは廃車になっていない車には車税がかかりますので早めに手続きを済ましてしまいましょう。

自分で廃車の手続きをする時には、まず解体業者さんで車の解体をおこない、必要な書類や物を集める、陸運局で車の廃車手続きをおこなうというような流れになります。自分でおこなう分少々手間がかかってしまいますね。

必要な書類は、抹消登録申請書、解体証明書、手数料納付書、印鑑証明書、印鑑(実印)、ナンバープレート、車検証、住民票、代理人に手続きを依頼する場合は委任状が必要となります。手数料納付書は陸運局で手に入ります。手間はかかりますが時間がある場合は自身で手続きをするのも選択肢の一つとなります。

それぞれのメリットとデメリット

名義変更をせずに自動車を相続しない場合、まずは買い取り専門の業者に買い取ってもらえるか見積もりを出してもらうのが一般的です。自分で廃車にするより手続きの手間が省けます。車を廃車にするには、上記のように色々やることがあり、非常に手間がかかります。時間が無いなどの理由で先延ばしにしてしまうと結局損をすることとなってしまいます。上述したように車税、自賠責などの諸経費はしっかりとかかりますので決断と行動は早い方がいいでしょう。

しかし、現実的に買い取り業者もなかなか思っているような高い値段では買い取ってくれるわけでもなく、むしろ結局廃車にすることになりお金がかかってしまうということもあるかもしれません。

それでしたら故人を懐かしむ意味でも名義変更をして引き続き故人の愛車に乗ってあげる選択もでてきます。故人が大切にしていた車を、同じように大切に乗ってあげて、新しい思い出を作っている人も少なくありません。

どんな費用がかかるか?

廃車にかかる費用は車の引き取り・解体費用、自動車リサイクル料金、書類作成にかかる費用となります。廃車にする車が動くものならばいいですが、エンジンがこわれていたり、事故で動かないものは解体業者さんに持ち込むためにレッカーが必要になることもあります。レッカー料金は運搬距離によって課金されるため、もしレッカーするのならば自宅の近くの解体業者さんに持ち込んだ方がいいでしょう。

解体にかかる費用は業者さんによって違いますが、1万円~2万円程度必要になる場合もありますし、無料で引き取ってくれるところもあります。

自動車リサイクル料金は通常は車の購入時に支払いようになっていますが、もし未払の場合は支払いが必要です。2005年に自動車リサイクル法がスタートしたのでそれ以前に購入した車であったら支払いの必要があるか確認をした方がよいでしょう。

金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

[関連リンク]

ARTICLE一覧

入会費・年会費無料

終活に役立つ情報やお得な割引など
様々な特典をご利用いただけます

オハナクラブとは

TOP