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老後の住まい、終の住居はいつから探すのがベストか?

投稿日 2016.08.21

終の住処はいつから探し出すものなのか考えよう

老後の住まい、終の住居はいつから探すのがベストか? class=
終の住処は老後を考える上で大切なことです。でも、実際にどう探すのが良いのでしょうか。有料老人ホームに入るのが手っ取り早いと考える人もいれば、今まで住み続けてきた家から出ていくのは忍びないと思う人と様々でしょう。

しかし、やみくもに有料老人ホームと契約をしたり、リノベーションを行うというのは危険を伴います。実際に有料老人ホームに暮らしたり、リノベーションを行ってみて自分が思っていたのとは違うという結果になってしまうかもしれません。最後の人生を楽しく過ごそうと思って行動したのに失敗してしまっては元も子もありません。そうならないためにも、予め情報を集めておくことが必要です。情報収集は早くから始めておくにこしたことはありません。

ここでは、有料老人ホームへの住み替えとリノベーションについてそれぞれメリット、デメリットについて紹介していきます。それぞれを考慮した上で最終的にはどこで暮らしていくのか考えることが大切です。

バリアフリー、常に介護してくれる人がいる安心感!~住み替えの場合~

有料老人ホームに住み替えるとなれば、施設内はバリアフリー、食事は提供される、身体の調子が悪くなれば常に介護してくれる人がいる、それが住み替えの最大のメリットでしょう。有料老人ホームといえど基本的にはプライバシーは保護されていますし、自分の好きなことをして過ごしても構いません。例え身近な親族が傍にいなくても、有料老人ホームには相談員がいるためなんでも相談に乗ってくれます。ここに住んでしまえば老後は安心できるというものもっともです。

しかし、デメリットもあります。有料老人ホームとなればいわばマンションよりも他者との関わりが強いものです。食堂やお風呂は共同という場合もありますし、共有スペースではマナーを守らなければなりません。また、施設によって外出する度に外出届の提出を求められたり、身体が不自由になり寝たきりとなったら出ていかなくてはならない施設もあります。

有料老人ホームに住み替える場合には、予め施設の雰囲気や入居の条件等下調べが大切になってきます。

住み慣れた家で住み続けたい~リノベーションの場合~

住み慣れた家をリノベーションして住み続けるというのも終の住処を考える上では一つの手です。住み慣れた家の中で不自由になってきたところ、例えばお風呂やトイレに手すりを取り付けたり、家の中にあった段差を取り除いてバリアフリーにすると老いた体でも長く住み続けることができます。慣れた家ばかりではなく、住み慣れた地域で生活を続けることで近所の人や友人との交流も今までと同じように続けることができます。

リノベーションのデメリットは、金銭的な負担が大きいこと、家の構造上すべての場所がバリアフリーにできる訳ではないということです。手すりの取り付け程度であれば安価に行うことができますが、例えば1階部分を全て工事するとなるとかかる費用は莫大になります。

他にも、いくらリノベーションを行っても寝たきりの状態になってしまっては、家に住み続けることは困難になってしまい結局は自宅を離れざるを得なくなることもあります。

住み替えとリノベーション、どちらが良いのか?

住み替えとリノベーション、それぞれメリットとデメリットがあります。一概にどちらが良いとも言い切れません。

例えば、もう身寄りが近隣に住んでおらずいざ介護が必要になった時に誰も助けてもらえない状況である人や、常に誰かが傍にいた方が安心できるという人は住み替えをしても良いのではないでしょうか。有料老人ホームであれば同年代の人も大勢暮らしており、施設のイベントを通して仲良くなり一緒に外出する仲になるかもしれません。体が不自由になっても職員が助けてくれるため生活に不自由することはないでしょう。

一人で気ままに暮らしたいという人にとっては、住み替えは苦痛にしかならない可能性があります。そういった人は住み慣れた家をリノベーションすることで今までの生活を継続して送ることができます。長年の付き合いのある友人とも気軽に交流を続けることができますね。

終の住処をどうするのかは、様々な条件を考慮しつつ決定していくことが必要です。

金澤 和央

株式会社日比谷花壇 フューネラルプロデューサー

金澤 和央 (カナザワ カズオ)

早稲田大学卒業後、2004 年日比谷花壇に入社。入社時よりライフサポート事業部にて葬儀のプロデューサーとして家族葬からお別れの会、社葬まで幅広く手懸けている。現在は首都圏エリアの葬儀施行部門の統括をしている。

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